せいきょういく日記

SRHR(セクシュアルリプロダクティブヘルス・ライツ)を念頭にDV、性暴力、ジェンダー、フェミニズムの観点から今必要な性教育について考えます。

あの問題を考えてみる

http://森喜朗「逆ギレ会見」で「反省の色はゼロ」…注意もできない日本政府のヤバすぎる現実 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79942

 

森喜朗東京オリパラ組織委員会長の発言が物議を醸していますね。

しかも会見でも逆ギレしていました。おお、怖い怖い。

 

その件でTwitterにも書かせていただいたんですが、こんな意見を見たんです。

 産めるのは女だけで性別役割がそもそも違うから平等なんてムリ

 

これを見たのはアタシの普段の日常を呟いている鍵アカの方なんですけどね。

世の中たくさんの人がいるわけだから、いろんな意見があるのはそれは当然だと思うんですけどね。

 

でもこの意見に関してはsexとgenderが混在している気がしましてね。

だから、問題の趣旨というか論点がぶれてしまう気がするんです。

 

じゃあsexとgender、それぞれ何なのかおさらいしましょう。

 

いいページがありましたよ。こちらも参考にしていただければ。

www.pko.go.jp

まずsexについて。

人間は生まれながらの性(sex)があるのです。それはみなさんわかりますね。

大半は男性か女性(大半というのは性分化疾患インターセックス>というのもありますので)です。具体的に言うと性器の違い、生殖機能の違いです。これが所謂sex、生物学的性差といいます。

 

次にgender。genderは生物学的性差(sex)があってこその社会的・文化的性差をいいます。

ジェンダーって結構難しいところなのよね。

「男のあるべき姿」「女のあるべき姿」といったような社会、文化の上で作られた、決められたものとでもいいますか。だからいろいろよね。家庭、服装、職業、言葉遣い…。列挙できないほどたくさんあると思う。

 

今でこそ、女性社長とか増えてきたし、女性の大工さん、警察官、消防士…。

この職業=男がやるものっていう固定概念が覆されること、増えてきているよね。

男性育休とか、認知度や実施率はまだまだだし、それをとることに反対しているところもあったりするけど、「夫は仕事、妻は家庭」なのになぜ男であるお前が育休だぁ!?みたいな。

 

といったいろいろがある中、ジェンダーギャップ指数って知ってる?

日本は153か国中121位なの(2020年)。

 

めっちゃ低いよね!!ということはジェンダーギャップがありまくりな日本ということになるわけ。男ガー、女ガーという、性別役割分業といいますか、根強いですね!

 

今、SDGsでもジェンダー平等を実現しようって言ってるんですよ。

あのUNICEFがですよ。

 

それを東京オリパラの組織委員会長が、ジェンダーバイアスバリバリな発言をしちゃったもんだから、ジェンダーギャップ指数121位日本を露呈させてしまった!!と。

 

まあ、森さんは80代男性ですからね。

バリバリ、性別役割分業意識がある方でしょうね。

でもそれは昔の話であって、今は違う。

 

もっともっと、世の中がジェンダーニュートラルになればいいなあと心から願いますよ(ジェンダーニュートラルっていうのは性やジェンダーに基づく規範に影響を受けるべきでない!っていう考え方だよ)。

 

まあ、アタシも今こんなに性教育言ってますけど、アタシ自身は性教育を受けた記憶がないんですよ。小学生の修学旅行前の月経教室的なのだけ。

 

今の小中学生の子とかは性教育を受けている子の方が多いと思うから、こういうのも習っているかもしれないけど、本当に知らなきゃいけないのはオトナなんだよね。

 

オトナに教える機会があったら、アタシまだジェンダーについて勉強中だけどどんどん伝えていきたい。

 

そしてこれからオトナになる子たちにも、声を大にして伝えていきたい。